冗談と民主主義

本日の小論文授業で扱ったテーマです。

アメリカ人は自由と民主主義の元祖だと思っているがゆえに、冗談が不必要だったが、日本では民主主義が実体化していないために冗談が生まれにくいという著者(辻井喬氏)の主張をふまえて考える問題(上智外イスパニア)。

「ゆとり」や「健康な批評精神」が失われているという指摘が解答の鍵となるでしょう。

冗談と「お笑い」の違いにも言及できますが、高級/低級みたいな議論になると、それこそ民主主義的ではありません。

600字という短い字数ですから深入りし過ぎずに書いてもらいました。

IB Japanese 「三四郎」授業

本日扱ったのは「三四郎」でした。三四郎と美禰子が二人きりになる場面、ストレイシープの言葉の意味を考えることに終始しました。こういう機微、特に三四郎のような晩生の男の子の心理を今 どきの女子高校生は、しかし見事に理解します。「草食系」ですねと一言でズバっと切り捨てます。 それにしても、この時代の大学は9月入学なんですね。再読すると色々と発見もあります。

日吉NAPアコースティックライブ

今日は「フラネム」という二人組のユニットでアコースティックライブを行いました。
日吉NAPは多いときは6アーティストのブッキングとなり、タイムスケジュールが結構慌しいのですが、今日は4アーティストで、ゆっくりと演奏できました。しかし、お客さんはやや少なかったかな。まあ贅沢はいえません。なにせ、ぼくたちが呼んだお客さんは一人でしたから。だって知り合いを呼んで見てもらっても...ねえ。