上智大学海外就学経験者入試

◇今日は上智の帰国生入試が実施されました。教え子が何人か受験するので、四谷まで応援に行ってきました。

   

◇学科ごとに筆記試験と面接を課す上智大学の入試では、すでに帰国生入試が実施されている慶應や早稲田とは違う緊張感を感じるようです。それは、筆記試験当日に面接も行われるということ、また、同じ学科を志望するライバルたちの存在がはっきりと意識されることに関係しているのかもしれません。

◇面接を受けた後の生徒の反応は、質問に答えた自分の意見が、面接官の機嫌を損ねてしまったのではないかといった不安から、特に圧迫もなく軽い質問ばかりだったから、脈がないのではないかといった不安まで様々です。いずれにしても、安心材料よりは不安材料をたくさん抱えて戻ってきます。

◇合格を勝ち取る生徒は、「自分が上手くできたこと」よりも「もっと上手くできたはずのこと」に意識が向かうものですから、不安材料を抱えているのは良い兆候かもしれないと生徒を慰めています。

◇国際関係法学科を受験したある生徒によれば、小論文のテーマは、TPPにおける著作権問題だったとのこと。面接では、尖閣諸島をめぐる中国でのデモ活動から、ナショナリズムと国際法の関わりについて質問されたようです。上智に限らず、帰国生入試では面接で時事ネタを質問されることがよくあるので、入試当日のニュースまで要チェックです。

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